月経ディスクMOLARA(モララ)体験 「私は○○で人生が豊かになりました」-「ミズエシカリンクジャパン」ファイナリスト・野田貴美子(のだ きみこ)さん

「新たな選択肢が人生を豊かにする」をミッションに掲げるMOLARA(モララ)
日本で初めて国産の使い捨て月経ディスクの開発に成功した向井桃子は、月経ディスクに出会わなければ起業もしていない、起業してなければ、今の人生は無いといいます。このコラムでは、向井桃子が出会ったひとり・野田貴美子さんが、月経ディスクの体験を語り、どのようにして人生が豊かになったかを話してくれました。


野田貴美子
職業:司会業
年齢:55歳(2023年現在

一宮や名古屋を中心に、音楽のイベント、町おこし、企業のパーティ、式典などの司会を年間25本ほどこなす。コロナ前、多いときは年間500本を超えた。

―「ミズエシカリンクジャパン」日本大会、お疲れさまでした。

野田)ありがとうございます。2023年10月9日に日本大会が大阪でおこなわれました。私は審査員特別賞『アルバムセラピー賞』を頂きました。才能あふれる美しく優しい女性達に出逢えた事が何より嬉しかったです。この大会に出て本当に良かった、一歩踏み出して本当に良かったと感じています。

ミズエシカリンクジャパン愛知のファイナリストと生理用品について学ぶ勉強会を開催


審査員特別賞『アルバムセラピー賞』を受賞

―「一歩踏み出して本当に良かった」。この一言に共感が持てます。

野田)同じ司会業を行う方からオファーを頂きました。年齢も55歳。私がコンテストに出るなんで考えてもみなかったですし、コンテストなんて、時間にもお金にも余裕のある方がやるものだと、少しバカにしていた節がありました。この話を尊敬するある方に相談したのです。そうしたら「断ることをしちゃだめ。やったよって言えることが人生にプラスになる。経験値を上げるために出てみたら」そう言われ、一歩踏み出しました。

―55歳でのコンテスト挑戦だったんですね。

野田)今回のコンテストは、60代の方が一人参加され、55歳の私は2番目だったようです。何かにチャレンジして一歩を踏み出すことは勇気のいることですが、年齢なんて関係ないんだよという事を、今回のコンテストを通じて多くの人に伝われば嬉しいです。

―40歳で司会業の道へ。挑戦には年齢は関係ない。

野田)実は40歳まで専業主婦をしておりました。子供の手が離れたタイミングで社会へ出ようと考えたのです。求人チラシを見ても、今一つピンと来ず。ある日のラジオから「アナウンサー募集」というアナウンサースクールの広告が流れたのです。稲妻が落ちる瞬間でした。家族に通いたいと伝えたところ、いいじゃん!と好感触。すぐに申し込みしました。40歳にして、なんとアナウンサースクールの学生になったのです。挑戦には年齢は関係ないんだな、って思います。
実はアナウンサースクールを2つ通っています。最初のスクールは名古屋にあり、アナウンスを通じてマナーや心得を学ぶところへ1年間通いました。充実はしていたのですが、アナウンスを仕事としてやりたい。と強く思うようになり、さらに半年間は、大学生がテレビ局を受けるための本格的な学校へ通い出しました。


普段の司会業のシーン

―専業主婦から司会者へ。素晴らしいセカンドキャリアです。

野田)そうかもしれません。ただ今思えば、司会業は学生時代からの憧れだったんじゃないかな。小学6年生の時、謝恩会の進行をすべて任されたことがありました。謝恩会の場を雰囲気を読み仕切り、謝恩会を終えた後の達成感をずっと覚えていて。司会業はきっと天職なんだと感じたのです。「本気で楽しめる」ことって、誰でも一つ必ずあるはずです。それが司会業だったんだと気づいてからは、毎日が楽しくて仕方がありません。
スクールを卒業してから、自分に自信がつきました。この司会業でやっていこうと。

―そういった点は、「MOLARA(モララ)」の生みの親、向井社長と共通する部分がありますね。

野田)確かにそうですね。向井社長も自分が本当に良いと思う月経ディスク「MOLARA(モララ)」を2年以上かけて作ったもの。生理の話や月経ディスクの話している向井社長を見ていると、表情がキラキラしていますし、本気で楽しんでいるなって感じます。
向井)ありがとうございます。野田さんと話をしているとパワーを感じますし、自信に満ち溢れている。こういう女性になりたいな、って素直に思いますね。

―二人の出会いは、「ミズエシカリンクジャパン」のビューティーキャンプにて。

野田)「ミズエシカリンクジャパン」愛知大会のビューティーキャンプで初めて出会いました。第一印象は、肌がとても綺麗で、心も体も美しい人だなって思いました。ここで初めて数々の生理用品のことも学びましたし、生理のこと、全く無知だったことに気づかされました。私たちの若いころは、生理はタブーでしたし、人前で話す内容じゃなかったです。「今日はアレの日」と隠語で話す時代でした。今では情報としてオープンになり、新しいことを知る機会も増えました。月経ディスク「MOLARA(モララ)」をぜひ使ってみたい。そう思い、その日にサンプルを頂き、次の生理の時に試してみたのです。


コンテスト愛知大会のファイナルのメンバー
挑戦し続けた仲間は一生の宝に

―月経ディスク「MOLARA(モララ)」。使ってみていかがでしたか?

野田)非常に使いやすかったです。私の場合、入れる抵抗が全くなく、表現すると「ぬーっと」入っていく感じ。膣の奥でパッと開き、本当に無感覚ゾーンなんだとびっくりしました。付けている感覚を忘れてしまうほど、快適でした。ナプキンの場合は常に不快感がありました。その不快感が一切なくなるのが、向井さんから頂いた月経ディスク「MOLARA(モララ)」でした。


モナカンパニー・向井桃子社長から頂いたMOLARA(モララ)

―野田さんのような司会業の仕事にも良いのでは?

野田)はい、そう思います。司会は当然立ち仕事も多い。細身の衣装や時には白い洋服を着ることもあります。私も55歳。経血の量も少ないので心配も少なくなりましたが、若い司会業の女性にはお勧めですね。本当に「ぬーっと」入っていく感じ。出産経験のある女性であれば挿入の違和感は無いはずです。
あとは、ある程度年齢がいった女性でもお勧めだと感じました。12時間利用したあとに、月経ディスクを取り出す際に、どうしても手が血だらけになる。お風呂場でやるので、慣れてしまえば気にならない。経血の量が少ないからこそ、何もリスクがなく使えるのではと思います。

―何事もトライする姿勢がとても素晴らしいです。

野田)はい、今回のコンテストへの参加もそうですし、司会業を始めたこともそう。まずは、何事もやってみないと始まらない。という思いが、私の根底にあると思っています。「できない」「やったことはない」と言わないようにしています。まずはやる、始める。始めるからこそ、見える景色があります。
向井)ほんとうにそう思います。私も野田さんと同じように、できないと言わないですし、やります、とすぐに答えちゃう(笑)。私の使命を達成するために必要なものであれば、何でもトライするというのが私のスタイルです。


コンテストの特別賞で人生初のランウェイに挑戦
イタリアのコレクションブランド
ELISABETTA FRANCHIのファッションショーに出演

―最初の司会の仕事もそうだったと聞きました。

野田)はい、そうなんです。一宮のロータリークラブのパーティーの司会でした。全く司会の経験はなかったのですが、スクールで学んだ通り、自信に満ち溢れていました。「まずはやることだ」と。しかし結果はボロボロ。自分がしゃべることで精いっぱいで、お客様の事を考える余裕がなかったと思います。「どんな事をその場で話をしたらお客様が喜んでくれるか」、これに尽きると思います。お客様としっかり会話をし、その工夫が少しずつできるようになっていきました。

―気づいたら年間520本の司会をしてきた。

野田)そうなんです。週末は1日2回の司会は当たり前。口コミや紹介で少しずつ増えてきました。「野田さんへお願いして本当に良かったと」。この言葉が件数に表れてますし、私のバロメーターでしたね。

―肌もとても綺麗。野田さんと話している55歳には全く見えないです。

野田)ありがとうございます。司会業という人に見られる仕事をしていることも理由だと思います。周りの友人の話を聞くと、45歳から48歳のころに生理が止まる人が多いようで、おかげ様で私はまだ現役です(笑)。周りは全員更年期障害を経験しています。動悸、めまい、落ち込むなど、原因が分からない症状に悩まされながら2,3年過ぎ、その辛さを幕が過ぎるように終わりを告げます。「まだ私はならないぞ!」と自分に言い聞かせています。

―今後やりたいことは?

野田)司会業の育成にも力を入れていきたいです。私のようなマインドをもった司会者を増やしていきたいと感じています。手前みそですが、お客様と寄り添ってやってきたつもり。依頼してくれる人に感謝される仕事とはどういうものか、どういったことが必要なのか、若い世代へ伝えていきたいと考えています。



また年齢は関係ない。私のように40歳を過ぎてからでも、本当にやりたいことに気づき、セカンドキャリアを歩むこともできるんです。キャリアコーティングのような取り組みもできたらよいな、と感じています。
多くの女性が、自分に自信が持てる社会になってほしいと願っています。

―本日はありがとうございました。

野田貴美子さんのインスタグラムはこちら:
https://www.instagram.com/kimikoshio/

ミズエシカリンクジャパンの公式サイトはこちら:
https://ms-ethicalink-japan.com/